Saturday, 2025/05/24

  • 東京工業大学
  • 情報理工学院
  • 情報工学系
  • Switch Language
    • ja日本語
    • enEnglish (英語)

下坂研究室

Shimosaka Research Group pursuing MIUBIQ (machine intelligence in UbiComp Research)

  • ホーム
    • メンバー
    • 所在地
  • ニュース
  • プロジェクト
  • 発表論文
  • 受賞
  • アーカイブ
    • コード
    • データセット
Navigation
News 情報処理学会UBI研究会第80回研究発表会にてウェアラブルデバイスを用いた表情認識とGPS位置履歴等を用いた混雑予報に関する2本の論文を発表します

情報処理学会UBI研究会第80回研究発表会にてウェアラブルデバイスを用いた表情認識とGPS位置履歴等を用いた混雑予報に関する2本の論文を発表します

2023/11/20 | News発表 | 616 views |

2023年11月21-22日に,情報処理学会UBI研究会第80回研究発表会が, 淡路夢舞台国際会議場にて開催されます.我々は本研究会にて,以下の論文の発表を行います.

1. ハンズフリーのデバイス操作のための汎用イヤラブルデバイスのIMUセンサーを用いた表情認識手法

表情認識を行う研究は顔画像を用いた研究は古くから行われていましたが,プライバシーなどの課題が残り,日常生活では使用が難しい状況です.そのため,表情認識技術の常用化のため,近年身近になったイヤラブルデバイスを用いた表情認識の研究も盛んになってきてはいますが,こちらもセンサーの重量などの問題により普及には至っていません.

そこで本研究では,音楽を聴くことを前提とした汎用イヤラブルデバイスに内蔵されたIMUセンサーによる表情認識の可能性について提案します.ユーザーが特別な装置を設置することなく,ハンズフリーデバイス操作など,日常生活に表情認識技術を導入することが期待されます.

本研究では,汎用イヤラブルデバイスを用いて8人の被験者の表情変化データを収集し,機械学習を用いて79.4%の精度で表情認識が可能であり,常用化の有効性について検討しました.

2. 敵対的生成モデルに基づく活動人口の波形描画を用いた混雑寿命予報

イベントなどに際して,ある地域に人が密集することで発生する群衆混雑の予報は,実応用上の重要性から長年研究されています.

近年,我々は混雑予報問題の中で特に,それまで実現されていた混雑の発生の予報[Anno@SigSpatial’21]のみならず,発生した混雑の中で,開始から終了にかけて混雑度がどのように変化するのか,すなわち「混雑寿命」の予報に取り組んできました.先行研究では,訪問者の「増加」「減少」といった事象を,状態として考慮する予測手法が提案されています[安納ら@SigUbi78].一方,この既存手法には,状態を考慮するだけでは訪問者の変化量まではわからないという課題がありました.

そこで本研究では,「増加」「減少」といった事象に加えて,その際の訪問者の変化量を捉えるための手法である,Generative Envelope Depiction(GED)を提案します.GEDは,混雑下の訪問者数変化を「形状」として捉え,また形状を精緻に描画するために敵対的生成ネットワークの枠組みを採用した手法です.

人工データ及び実イベントデータへの適用により,提案手法が既存手法[安納ら@SigUbi78]と比較して,混雑時の訪問者数推移をより精緻に予測可能になることを確認しました.

発表情報(詳細プログラム)
——–
2023年11月21日(火) 14:45–16:15 セッション3: VR・頭部
ハンズフリーのデバイス操作のための汎用イヤラブルデバイスのIMUセンサーを用いた表情認識手法
北森 迪耶, 坪内 孝太 (LINEヤフー株式会社), 西尾 信彦 (立命館大学), 西山 勇毅 (東京大学), 下坂 正倫

2023年11月21日(火) 16:30–18:00 セッション4: AI
敵対的生成モデルに基づく 活動人口の波形描画を用いた 混雑寿命予報
安納 爽響, 坪内 孝太 (LINEヤフー株式会社), 下坂 正倫
——–

  • tweet

Comments are disabled for this post

Social Networks

  • twitter
  • rss

Recent News

  • 情報処理学会第84回UBI研究会で発表した論文が優秀論文賞を受賞しました 2025/03/05
  • LLMによるシーン中の物体の形容記述を用いた景観画像の印象予測 2025/03/04
  • 情報処理学会第87回全国大会にて研究室学生が受賞した山下記念研究賞の授賞式が行われます 2025/03/04
  • PerCom2025にて,周期的なUWBチャネルインパルス応答からのデバイスフリー行動認識について発表します 2025/02/15
  • 情報処理学会UBI研究会第85回研究発表会にて複数SISO Wi-Fiチップを用いたAoA推定,複合ウェアラブルセンサによる物体操作認識の検討 ,に関して2本の論文について発表します 2025/02/15
  • UBIシンポジウム2025にて都市動態予測に関するポスター発表を行います 2025/02/14
  • 訪問者の興味関心に基づいた大学の雰囲気分析についてIEEE Big Data 2024にて発表を行います 2024/12/13
  • 情報処理学会UBI研究会第84回研究発表会にて形容記述を用いた景観画像の印象予測に関する論文を発表します 2024/11/18
  • GPSログ・乗換検索履歴を活用した群衆混雑の予報に関する論文が 鉄道サイバネ・シンポジウムにて学生優秀論文賞を受賞しました 2024/11/18
  • 高精度な屋内測位のためのBLEビーコンの逐次的な配置最適化についてIPIN2024にて発表しました 2024/10/23

Search

Copyright 2015 · Shimosaka Research Group at TITECH